今さら聞けない!ブックメーカーのオッズって何?

今さら聞けない!ブックメーカーのオッズって何?

スポーツベッテイングについてよく理解するためには、オッズについて理解を深める必要があります。このオッズを見て私たちはベットするべきかどうかを判断します。そして、予想が的中した場合はオッズに基づいて払い戻しを受けることができます。

この記事では、スポーツベッテイングにおいてオッズがとのような役割を果たしているのかを詳しく解説してきます。また、オッズの表示形式ついても詳しく解説してきます。

ブックメーカーのオッズとは?

オッズとはスポーツベッテイングにおいて使用されている用語であり、2つの目的で使用されています。まず、オッズは払い戻し金額を決定する際に使用されます。

ブックメーカーでベットする際、毎回オッズが提示されます。そして、このオッズが高ければ高いほど払い戻し金額が高いことを意味します。

次に、オッズは勝率を表しています。その結果が起こる可能性が高ければ高いほど、オッズは低く設定されます。つまり、起こる可能性が高い事象であれば的中率も高くなるため、払い戻し金額は低くなります。また、予想に反した結果が発生した場合は、オッズが高く払い戻し金額も高くなるという仕組みです。

そのため、多くの人が想定していない低いオッズにベットすると、予想外の結果で一攫千金を狙うことができるのです。ここで例を見てみましょう。

テニスの試合において世界ランキング1位の選手と、世界ランキング90位の選手が試合をするとしましょう。

この場合、多くの人が1位の選手が勝利すると予想することでしょう。この場合、1位の選手には低いオッズ、90位の選手には高いオッズが設定されることになります。

ベッターの多くは確実性のある1位の選手にベットすることでしょう。そのため、予想通り1位の選手が勝利した場合、ブックメーカーは多くのベッターに対して払い戻しをしなければいけません。そこで、ブックメーカーは赤字にならないようにオッズを絶妙に調整します。ですのでオッズは簡単に言ってしまえば勝率ですが、調整がされている事を覚えておきましょう!

これが基本的なスポーツベッテイングにおけるオッズとなります。

オッズの表示形式

オッズについて理解したところで、次はオッズの表示形式について詳しくみていきましょう。ブックメーカーによって採用しているオッズの表示形式が異なることがあります。

そのため、最低限以下の3つはおさえておくといいでしょう。

デシマルオッズ(Decimal

デシマルは最も日本人に馴染みのある表示形式だといえるでしょう。日本国内でも競馬や競輪などで使用されているので、すでに知っているという人も多いはずです。

デシマルでは主にヨーロッパで幅広く使用されているオッズの表示形式であり、少数を使用するのが特徴です。

そして、オッズがデシマルで表示されている場合、予想が的中するとこのオッズにベット額を掛け合わせた金額が払い戻し金額となります。

例えば、チームAの勝利に対し、2.9倍のオッズが設定されています。このオッズに100ドルを賭けて勝利した場合、2.9倍×100ドル=290ドルが払い戻しされます。

デシマルオッズの場合、この払い戻し金額にベット額が含まれているのが特徴です。そのため、実際の利益は290ドルではなく、この金額からベット額の100ドルを引いた190ドルとなります。

フラクショナル(Fractional)

デシマルの次に一般的なオッズの表示形式がフラクショナルです。フラクショナルは主にイギリスで使用されているオッズの表示形式であり。分数を使用するのが特徴です。

フラクショナルでは、ドルトムント30/50、バイエルン20/29などのように表記されています。この分数は、「分子の金額を得るためには、分母の金額を賭ける必要がある」ということを意味しています。

例えば、ドルトムント30/50の場合、50ドルを賭けると30ドルを獲得することができる、という意味になります。

デシマルと違うのが、フラクショナルでは払い戻し金額に最初のベット額が含まれていないということです。そのため、上記のドルトムント30/50の例で解説すると、受け取った30ドルすべてが利益であり、これとは別にベット額の50ドルが払い戻されます。

フラクショナルをデシマルに変換するには「(分子÷分母) + 1」という計算式に当てはめます。つまり、ドルトムントのオッズをデシマルを使用して表すと(30÷50) + 1=1.6倍ということになります。

アメリカン(American

アメリカンは主にアメリカで使用されている表示形式です。

アメリカンはフラクショナル、デシマルと比較して少し複雑であり、「-」と「+」を使用してオッズを表示するのが特徴です。

ここでの「-」は、フェイバリットを意味し、勝つ可能性が高いと予想されているチームに割り当てられます。一方で「+」はアンダードッグ、実力が低いと考えられているチームに割り当てられます。デシマルでいうと、デシマルの2倍以下はマイナスとなり、2倍を超えるとプラスの記号が付く仕組みとなっています。

例えば、アメリカンオッズを使用した場合、ドルトムント-180、バイエルン+350のように表記されます。

アメリカンでは、常に100ドル単位で賭けが行われます。マイナス記号がついている場合は、「表示された数字を賭けて勝つと100ドルが手に入る」を意味し、プラス記号がついている場合は、「100ドルを賭けて勝つと、表示された数字が得られる」を意味します。また、アメリカンでもフラクショナルと同じように、払い戻し金額にベット額は含まれません。

ブックメーカーによってオッズが異なる理由

スポーツベッテイングをする際に、ベットをしようとすると各ブックメーカーで異なるオッズを設定している場合があります。

例えば、ブックメーカーAではラリーガのFCバルセロナの勝利に対して2.3とオッズを設定しているのに対して、ブックメーカーBでは2.5と設定していることがあります。

これはブックメーカーによってどのように勝率を予想するか異なるためです。勝率は正確に予想することができず、どの要因を検討するかによって勝率が異なります。そのため、ブックメーカーによってオッズの設定方法にばらつきがあるのです。

そのため、スポーツベッテイングをする際には、少しでも払い戻し金額が多いブックメーカーにてベットするのがポイントとなります。実際にベットする際には、ブックメーカー間のオッズを比較するのを忘れないようにしましょう。そのため、あらかじめ複数のブックメーカーに登録しておくのがおすすめです。どのブックメーカーに登録した方がいいかは、是非BETニッポンのブックメーカー ランキングを参考にしてみて下さい(同時に入金不要ボーナスのチェックをお忘れずに!)。

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